不動産鑑定士による金融機関様向けHRA不動産調査
金融業界を取り巻く環境は、すなわち金融再生プログラムの進展に伴う金融庁の資産査定の厳格化に伴い、自己査定から第三者による資産評価への移行が進み、時価会計や企業再生における適切かつ客観的な不動産時価の把握の必要性が増しています。
不動産の鑑定評価・調査の必要性はいまさら言うまでもありませんが、このような社会的要請のもとで、担保となる不動産の適正な市場価値を、合理的なコストで迅速に把握しなければならないという大命題に、ご担当者みな様は頭を痛めていらっしゃるのではないでしょうか? 当事務所では、微力ながらこのような大命題にお答えすべく、独自の不動産調査サービスを提供しております。
不動産鑑定士によるHRA不動産調査の特徴
- 不動産鑑定士自身によって調査することで、正確性を確保しました。 不動産は地域により、法規制、市場状況が異なります。大手調査会社が地方の調査員によって全国一律での不動産調査を提供していますが、調査員の錬度によってどうしても正確性に斑が出来てしまいます。 当事務所では、不動産に精通した不動産鑑定士自身が実地に調査に赴きますので、不動産鑑定士自身がその正確性を担保します。
- エリア限定により、地域性を調査結果に反映します。 不動産は、地域によって法規制も異なり、また、商慣行の違いによって価格形成要因の影響も異なります。当事務所では不動産鑑定士が精通している地域に限定することにより、不動産の地域性を調査結果に反映します。当事務所の得意としているエリアは、兵庫県全域、岡山県東部、鳥取県鳥取市全域です。その他の地域につきましては御相談させていただきます。
- きめ細なカスタマイズにより、お客様のあらゆるご要望にお答えします。 不動産鑑定士による不動産調査は価格も高く、融通もきかないと思われるかもしれませんが、当事務所では基本調査以外にも、調査内容を限定したピンポイント調査もご用意しており、また、調査費用も、不動産の類型、難易度に応じて明瞭に明示させていただきます。 また、調査報告書に関しても基本形はありますが、御社ご希望の雛形にて作成することも叶です。
- 数量限定により、正確性を確保します。 不動産鑑定士個々の調査能力には限界があり、能力を超えた調査はお受けできません。基本1日2案件、地域が同地域であればもう少し出来るかも知れませんが、それでも5案件までが当事務所の能力の限界と考えております。自己の能力の限界を充分考慮し、正確性を確保する為、安易に大量受注することはありません。
- 様々な価格の種類にも対応します。 担保案件の場合は、適正な正常価格ではなく、賃料や限定価格など、様々な種類の価格を把握する必要が生じるかもしれません。当事務所ではそのような特殊な価格・賃料についても対応いたします(ただし、不動産の鑑定評価に関する法律にいう不動産鑑定評価ではありません。)。
HRAの不動産調査
調査対象エリアは、兵庫県全域・岡山県東部・鳥取県鳥取市に限定します。
種類 | 内容 | 報酬(税別) |
基本設計 | ・ 権利関係調査(法務局) ・ 公法関係調査(役所での調査) ・ 現況調査(現地での実査) ・ 価格調査(路線価・地価公示等の公的評価額調査 ・不動産業者ヒアリングによる市場調査) |
40,000円~+実費 |
現況調査 | ・対象不動産の現況確認のみの調査です。未登記建物の有無の確認だけでなく、表札確認・居住者確認など、確認されたい内容に応じて現況確認いたします。 | 8,000円~+実費 |
ピンポイント調査 | 基本調査ほどの内容は必要は無いが、焦点を絞って調査したいというお客様に最適のプランです。 | 1ポイントに付き10,000円~+実費 調査ポイントの数に応じて割引いたしますので具体的に御相談下さい。 |
※ 1、実費には交通費、資料取得費を実費で申し受けます。交通費は相場のガソリン代に燃費12km・lで計算します。
※ 2、その他、カスタマイズには柔軟に対応いたしますのでまずはお問い合わせください。
納品について
基本プランで、5営業日後の発送を基本としていますが、納期については出来るだけご要望に沿うべく対応いたします。 成果物は、『報告書+位置概略図+住宅地図+取得資料』です。